みなさんはコードスウィッチングという言葉を知ってますか? これは二つ以上の言語をしゃべれる人が脳の中でどの言葉を使うか選択するときに、二つ以上の言語がごっちゃになったり、ひょんなきっかけで切り替わったりすることをさす言葉です。で、私が今インターンしてるとこは外資系企業なのでバイリンガルな人が多いのですが、社員さん同士がしゃべってるときによくこのコードスウィッチングをしてるんです。例えば、「これってこの書類でいいんだっけ?ああ、でも This is not that for. right?」 「Yeah, たぶん this is the one. そういえばあの案件は、、、」 のように、ワンセンテンスごとに英語になったり日本語になったりしてて、聴いてると非常におもしろい。前授業で少し習ったんだけど、本人たちは自分がコードスウィッチングをしていることに気づいて無い場合が多いんだって。つまり、今自分が「日本語をしゃべっている」とか「英語をしゃべっている」とかそういう意識無しに自然に言語を切り替えていると言うわけなのです。まぁ、両方の言語をわかる人としゃべるときは何語をしゃべろうが関係ないもんね。
私はまだそこまで英語が体に染み付いている方ではないので無意識にコードスイッチすることは少ないのですが、、、昨日やっちゃいました!トミとジムと池袋に映画を見に行った帰りの駅でのこと。ジムは結構日本語がしゃべれるので日本語英語混ぜつつしゃべってたらいつのまにか英語脳になっていたらしく、階段でぶつかった人に「Sorry!!」っていっちゃたぁぁぁー。帰国してもう半年近く経つのに↓。しかも行った後5秒間くらい気付かなかった。すんごい恥ずかしかったです。思いっきり日本人なのに、ソーリーって。。。
あと言語ネタをもう一つ。
インターン仲間にイギリスと日本のハーフの子がいるんだけど、英語は完璧に聞けるけどしゃべれないんだとか。「イギリス人なのに間違った英語をしゃべったらバカだと思われるから、それがイヤでしゃべれないんだ」っていってた。アメリカ人と結婚してハーフのお子さんを持つ先生も、子どもは英語をしゃべろうとしないっていってた。でも言語は理解してるんだから、その気になればすぐにしゃべれるんだろう、って。
言語の世界って奥が深いなぁ~~。