今週はGay Pride Weekだったらしく、その締めくくりとしてローズガーデンの野外音楽場でGay Festivalが行われてブライアンに誘われていってきました。ポートランドは一時期ゲイの結婚を認めていたこともありゲイ率の高い都市なんだけど、会場には千人を超えるゲイの人たちがいたと思われる。このGay FestivalはGayの人権を高めるのとGayの人に奨学金をあげるための寄付集めが目的で18年前から年一回行われていたんだけど、いくつかの要因があって今年が最後の開催となってしまったらしい。このフェスの主なアトラクションはドラッグクイーン(おかまちゃん)のショーで、それとゲイの人がパートナーを見つける場でもあるらしく、そこらへんでゲイの人たちが抱き合ったりキスしたりナンパしたりしていた。ブライアンの友達もゲイで、「now on saleで73% price downでお買い得だから誰か買ってくれ!!」っていってた。彼らは本当におもしろいし優しい。しかもゲイの人って言うのはヘテロよりもおしゃれでかっこいいと思う。ゲイにもいろんな種類があって、ブライアンの友達は一見するとゲイっぽくない。彼は「too much gay」は好きじゃないらしく、いかにもゲイです!ってかんじのfeminineなかんじのはダメっていってた。ゲイの人と男の好みを語るとなかなかおもしろいのです。
私はもともとゲイにそんなに偏見を持ってはいなかったけど、このフェスに来てさらに人を愛するのに男も女も関係ないよなっておもうようになった。彼ら、彼女らは本当に幸せそうだったし、特別な人なんかじゃない。そこらへんにいそうな普通の人だった。最初キスしてるのを見たら「!!うわぉ!!」って思ったけど、だんだん見慣れて普通のことになったし、きっとこれは慣れの問題だよ。ヘテロのブライアンと悟には彼ら手を出さなかったし。でも誰にもナンパされなかったブライアンは「ある意味侮辱だ」っていってた。男としての魅力がないってことかしら。そういうあたしもレズの子に見向きもされなかったのでちょっと悲しい・笑。
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